道に迷いました。ここはどこですか?
I'm lost. Where am I?
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敬語という文化について
随分前から思っていることですが、敬語というのがだんだん失われてきている。
敬語というのは英語にはなくて、日本語独特のもの。日本人同士が話していると、どっちが目上の人だとか、社会的に上の職責にあるかなどがすぐにわかるが、英語だとそういうことはない。
最初に違和感を覚え始めたのがサッカー選手たちから。例えば中田選手などは、選手同士で呼び合う時には目上に人であっても、たいていは呼び捨て。試合の最中にいちいち、~さんとか付けていられないのはわかる。
次に違和感を感じたのは、ジャニーズ。ジャニーズは敬語が禁止らしく、目上の先輩を呼ぶときも~君と呼ぶ。
私は目上の人と話す時は、たいてい敬語を使うが、旅先で目下の人からあんまり丁寧に敬語を使われると、年寄り扱いされているようで嫌な時もある。かといって、タメ口はもっと嫌。
敬語を必ず使わなきゃいけないとは思わないけど、やっぱり目下の者から君付けで呼ばれたら嫌。その点、いちいち「~さん」とか「~君」とか呼称を付けない英語は便利だなあと思うときもある。
この際、今までの習慣をやめて、名前で呼ぶ時は「さん」や「君」を付けないで呼び捨てに、苗字で呼ぶ時は全部「さん」付けにしませんか?