私は仕事を終えるまで帰宅できない。
I cannot go home until I finish my work.
not ~ until~. ~するまで~できない。
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キュランダ観光
今朝(1月15日)の現地のテレビのニュースをいくつか。
1 ジャカルタのテロ。
2 アラン・リックマン(ダイ・ハード1の悪役、ハリーポッターのセブルス役の俳優)が癌で死去。
3 シドニーの南で嵐で家が壊れた件。
4 オーストラリアのどこかで、釣り人が2.2mのワニに喰われた件。
5 ケイト・ウインスレットがオスカーを獲れるか。
2のニュースは繰り返しやっていたので、オーストラリアの人かと思ったらイギリスの俳優なんやね。さすがにここは旧英連邦の国。
朝9時にホテルにお迎えの人が来てキュランダ観光へ出発。HISの現地ツアーなので、日本人ガイドもついて、参加者は15人で全員日本人。新年早々、暇な人がいっぱいいるのね。
この一日ツアーは197ドル(約18000円)もして、食事もついて、至れり尽くせり。ワシ一人だったらもったいなくて参加しないけど、えせセレブの女王様が、水陸両用車(アーミーダック)に乗りたいとおっしゃるので参加することに。
ガイドのユリエさんとキュランダ鉄道の駅へ。ユリエさんはなかなか上手でとっても楽しい旅になりました。
列車が来たぞ~。今日も暑い。夏の空が広がっている。
列車は今にも止まりそうなほどゆっくり走る。
キュランダ鉄道はここ10年間、「世界の車窓から」のタイトルバックに使われているそうです。そうだったかな~。
鉄っちゃんの友人N君にサービスして鉄道多めでいきます。
途中の鉄橋は崖っぷちに作られていて、高所作業でビスを止める難工事だったそう。
鉄橋にある滝のところで。
この鉄道は1886年に開通。もともとはスズの採掘のために敷かれたものだそうです。
10年にもわたる難工事の末に開通させたものの、スズはわずか2年で枯渇。今は観光用に一日2往復運行。
展望台にあった写真。工事の人もストレスがたまるから、線路の上をワイン樽を転がしていって、みんなで飲んだのかなあと思っていたら違った。当時、オーストラリアにはセメント工場がなかったため、はるばるイギリスからセメントを樽に詰めて運んで工事に使ったそうです。大変だったんやね。
また別の大きな滝を見るポイントで休憩。日本人でいっぱい。でも中国人はもっとたくさん。
一時間十五分ほどでキュランダ到着。
キュランダ村では四種類のオプションのうちから一つを選択。ワシは「コアラを抱いて写真を撮りたい」と提案したが、女王様が「コアラは以前抱いたことがある」と却下。
女王様の提案により、アボリジニのダンスショーを見たけど、これやったらブーメランの実演の方が・・・。
そしていよいよ女王様念願の水陸両用車(アーミーダック)。これは第二次世界大戦の戦車を改造して造られたもの。これで、地球最古、二億数千年前から残る熱帯雨林、恐竜が食べたというシダ類の原生林を回りました。
陸地に戻ってお昼はバイキング。ワシはこの瞬間だけを待っていた。
串に刺してあるのはカンガルーの肉。硬くて・・・。チキンもポークもビーフもあったし、ワニのスープもあったけど・・・。
バイキングだからお腹一杯食うつもりでお腹を減らしていたが、二皿分しか食べなかった。ムカついたのでコアラの肉はないかと聞きたかったが、女王様にたしなめられた。コアラとかイルカとか、見た目がかわいい動物はこの国では食ってはいけないらしい。
動物園もある。かわいいというだけで・・・。人間社会と同じや。
カンガルーとワラビーの違いは何?
帰りはゴンドラ。同じツアーのハートマーク飛びまくりのカップルと、さして仲良くないわれわれの四人で世界遺産の原生林の上を。この原生林はアバター(映画)の参考になったという話。上から見てる限りではよくわからず。
途中下車して原生林の中を散歩。
ツアーはゴンドラの終点からバスに乗って、どこへ行くのかと思ったら、OKギフトショップへ。そこまではまあ許せる。そこでジャンケン大会があって、優勝すると、二割引きの商品券がもらえる。二位が一割引き。これ、あかんでしょ。何かただでくれるのなら話はわかるけど、優勝したら何か買わなあかん。負けてよかったー!そこで解散。
今日もスーパーで買い出し。明日も女王様のリクエストのツアーです。