ノリちゃんの英会話教室

一人英会話練習サイトです。英語が話せるようになるには話すこと。どんどん話しましょう。

ブログ終了のお知らせ。

たくさんの人に今日まで読んでいただいたこのブログですが、本日をもって終了とさせていただきます。
今まで読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございました。


今までは、ブログを書くことも自分の勉強にもなるのだからと、間違いのないようにあちこち調べて書いてきましたが、最近はその時間が思うように取れなくなりました。毎日楽しみに読んでいただいた皆さまには誠に申し訳ありませんが、本日で終了とさせていただきます。


英会話上達の近道は例文暗記。意味と文法を理解したうえで、基本的な例文を覚えることこそが上達の近道です。


どうして例文の暗記が重要なのかというと、例文を覚えることによって英語特有の文章構造を習得することができるからです。


例文暗記といっても、機械的な丸暗記は時間がかかるうえに定着率が悪いです。また、理屈がわかっていないと応用ができず、自分で文章を組み立てることができません。そのためには文法は必須です。


参考として高校生用の初級の文法参考書をいくつか載せておきます。
超基礎がため わかる!英文法 (STEP BY STEP)
書きこみノート英文法

高校とってもやさしい英文法

基礎英文法 (実戦演習)(薄い問題集・お勧め)


ちゃんとした文法書を初めから全部読むといいのですが、厚い文法書に取り組んでも続きません。厚い文法書は調べもの用にして、疑問に思った都度に調べるという方法で良と思います。
私は初期の段階では中学生用の文法書を一冊読んだだけです。後で高校生用の簡易なものも一冊読みましたが、それをマスターしたかと言えば、ほとんど身につかなかったと言った方がよく、わからないことがある都度、疑問に思った点を辞書や文法書、ネットで調べるという方法でやってきました。


ここで言っておきたいのは、例文集の全部の例文を完璧に覚えて、なおかつ永久に覚えているのは不可能です。必死で覚えた例文もやがて忘れます。あれほど何回も歌った小学校の校歌を未だにフルフレーズで暗記している人が何人いますか?


「あ~覚えたな」と思った地点がゴールです。その時、例文の全文暗記が目的なのではなく、その例文の構造やパーツを覚えていて実際の会話で使うことが目的で、そこがゴールなので、あまり几帳面に全文暗記しなきゃいけないと思わないでください。


また、例文集を片っ端から何冊も暗記しなければいけないというものでもなく、文法事項や、頻度の高い表現の入ったものを何冊か覚えれば、一通りのパターンは身に着くので、あとは必要なフレーズを覚えていけばよく、永久に例文を覚えなければいけないというものでもありません。


何を、どれだけ暗唱するかはその人の目指すレベルによって変わってきます。トラベル英会話レベルなら、簡単なものを一冊暗記すれば足ります。英検一級に受かりさえすればいいレベルなら、日常会話の例文を1000~2000例文覚えれば足ります(私がそうでした)。


英語学は時間と忍耐が必要です。時間も忍耐もないから私には向かないわという方には向きません。


「日本文を読んで英文が出るように練習する」ため、最初に日本文があって、次に英文があるような構成の例文集の方がベターです。「英文を見て意味がわかる」という学習方法では、意味はわかっても、しゃべれるようにはなりません。それこそが、英会話習得における日本人の誤った学習法だと多くの学者が指摘しています。
最初は、自分の目的とレベルにあった簡単な例文集から始めると、長続きします。


簡単なトラベル英会話ができたらいいな、と思われる方は、書店で薄手の旅行用の会話集を買ってきて、理解した上で一冊まる暗記してみてください。
それだって、全部暗記するにはけっこう時間がかかると思いますが、たった一冊まる暗記するだけで、旅行中に用が足せないということはなくなると思います。


相手の言ったことが聞き取れなかったら、という疑問が生じるかもしれませんが、安心してください。そう簡単には相手の言うことを聞き取れようにはなりません。
Perdon? と言って聞き返し、それでも聞き取れなかったら、I don't understand. と言えば、どんどん難易度を下げて説明してくれます。


私が最初に丸暗記した本は「トラベル英会話手帳」という本でした。はるか昔に絶版となった本ですが、お風呂にまでカセットレコーダーを持ち込んで聞いていたのはなつかしい思い出です。


でも、今から思うと、初級の段階でもっと文法的な解説が一緒に書いてあるような例文集をやれば回り道しなくてよかったと思っています。


私がかって英文暗記に使ったことのあるものとしては、
新・基本英文700選 (駿台受験シリーズ)

入試英語最重要構文540

がありますが、いずれも大学受験用のもので難しいので、初級の人にはお勧めしません。


例文集を選ぶ基準としては、英文を読んで意味がわかるもので、覚えやすいもの。英文を読んでいちいち辞書や文法書がないと意味がわからないものは、自分のレベルにあっていません。また、意味がわかったとしても一文が長くて、数回繰り返しただけでは暗唱できないものも不向きです。


最初は自分には簡単すぎるかもしれないけど、いざ話すとなると出てこないかな、というレベルのものから始めて、少しづつレベルを上げていってください。


中学校の教科書や、初級ラジオ英会話のテキスト、英検用の例文集、昔買った英会話の教材でもかまいません。適当な長さの例文が解説付きで載っていて暗記に適したものなら使えます。
私は無理して最初から難しいものを暗記していきましたが、最初は簡単なものから始めると挫折しないと思います。


これはあくまで一例ですが、もしあなたがまったくの初心者なら、
出る順で最短合格! 英検3級単熟語EX(これがおすすめ。さらに、準二級、二級と進めるのがベスト)
または、

絵で見てパッと言う英会話トレーニング 基礎編 (語学書 単品)
会話できる英文法大特訓 CD付

毎日の英文法 頭の中に「英語のパターン」をつくる
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

mini版瞬間英作文ドリル (アスコムmini bookシリーズ)
英会話・ぜったい・音読 【入門編】—英語の基礎回路を作る本


のような本から始めるといいと思います。


ここで言う初心者という意味は例文暗唱を全くやってこなかった人という意味です。英語をしっかり勉強した人や、何らかの英語資格を持っていても全然しゃべれない人はけっこういて、そういう人も含みます)


少し英語を学んだことのある人なら、もっと文法中心の例文集が良いと思いますが、それはまた別の機会に。


どの例文集が合うかは、その人のレベルや好みにもよると思うので、自分で書店で手に取って探すしかありません。内容はもちろん一番大事ですが、読みやすさや本の雰囲気なども大切なので、ぜひ書店で手に取って確かめてから買うことをお勧めします。英語に自信のない人は中学生を対象にしたものもチェックしてみてください。
そしてそれを手に入れたら、ひたすらコツコツと一文一文全部暗記してください。


魔法の方法はありません。聞き流すだけ、勉強しないで、なんて方法では英語はマスターできません。地道に時間をかけて一文一文暗記していくしか道はないのです。そうやって例文集を何冊も暗記していくうちに、しゃべるためのフレーズが頭に蓄積されていきます。


最後に、そして一番大切なこと
そうやって、せっせと例文を暗記しても、使わないとすぐに忘れてしまいますし、例文暗記だけでは英語を流暢に話せるようにはなりません。
カタコト英語を脱出して流暢な英語を話せるようになるには、覚えた例文を作り変えて自分で自由にしゃべれるように練習しないとだめです。


例文を覚えたら、その一部の単語を入れ替えて、いくつも英文を作ってみることが大切です。It won't be long before+S+V.(~はまもなくやってくるだろう)という構文を覚えたら、S+Vの部分を自分で考えて、いくつも英文を作って練習します。


覚えた例文を、他の場面で使えるように練習しておくことが大切。そして最後にもう一つ一番大切なことがあります。


私たちが、なぜ日本語を忘れないで流暢に話せるかというと、毎日使っているからです。人との会話、テレビ、頭の中の思考はすべて日本語でやっています。
毎日使うから忘れないし、応用が利くようになる。


英語も、毎日使ったら忘れないし流暢になる。でも大半の日本人は日常的に英語を使う環境にはありません。そこで私がおすすめするのは、「一人で英語をしゃべること」。一人でしゃべるためのパーツは暗記した例文から拝借します。あっちの例文、こっちの例文と拝借して文を組み立てます。拝借で足りない部分は辞書かネットで調べます。


話題は何でもかまいません。上司の悪口、日記代わり、今日見たテレビのこと。なんでもいいので、声に出して英語で言ってみます。わからない言い回しは辞書かネットで調べる。忙しければ、調べるのは後回しでいいのでとにかく言ってみる。調べた言い回しはメモしておいて覚える。


「一人で英語をしゃべること」からさらに発展させて、「頭の中で英語で考えるようにする」。声に出さなくてもよいなら、やれる環境はたくさんある。
満員電車の中、つまらない会議の最中、買い物の最中、歯を磨きながら、もうどこでもできる。


料理をしながら「カボチャを煮ています」と英語で言ってみる。テレビを見ながら、「また空港で自爆テロだ」と英語で考えてみる。自分で書いた日記を頭の中で英訳してみる。
言えなければ、あとで辞書かネットで調べて覚える。そうやって、日常をバイリンガル化し、それを習慣化していきます。


一人で英語をしゃべる習慣、頭の中で英語で考える習慣がついたらしめたもの。
欧米の人は語学の習得が速く、何か国語も操る人が大勢いるのは、一つにはアルファベット文化圏ということもあるが、一番大きな違いは、他の国との往来が盛んで、日常で他の言語を使う機会が多いから。


ならば私たち日本人も英語を使う機会を増やせばいい。なにも人と会話しなくても、英語を一人でしゃべって頭の中で使う機会を増やせば同じこと。それをしないと、せっかく暗記した例文もすぐに忘れてしまうし、応用もきかない。


実は、この「一人で英語をしゃべる」と「頭の中で英語で考える」練習は、英文の暗記よりももっともっと多くの時間を費やすべきところ。ここが一番重要。
暗記した例文は時間がたてば忘れてしまう。でも、その例文の骨格が記憶に残っていれば、それを応用して使うことができる。その骨格を記憶に残すためには、日々応用して使うことしかありません。


英語を学んで、自分の足で外国を旅することほど楽しいことはありません。昨今は日本を訪れる外国人も多いので、英語が話せれば、彼らを助けてあげることもできるかもしれません。


英語学習を続けるのは大変です。
「私は物覚えが悪いから」と投げ出してしまえば、それで終わりです。私たちが日本語を覚えた時には誰も、「私は物覚えが悪いから」と投げ出さなかったように、あきらめずにやれば、遅い早い上手下手の個人差はあるにせよ、英語は誰でも習得できると思います。


どうぞみなさんも末永く英語学習を続けてください。
長い間、本当にありがとうございました。

夏、メルボルンの街角。Full Stop!

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