ノリちゃんの一人英会話教室

一人で英会話を練習するサイトです。たくさん話して会話力を上げましょう。

おすすめ参考書(文法・単語・例文集編)

以下に掲載する参考書はどれもおすすめのものばかりですが、多すぎて迷われる方もみえるかと思いますので、☆印(三段階評価)でおすすめ度を表示しておきます。あくまで私の評価です。
また、何周ぐらいやったかも書いておきますが、英和(英語を見て日本語を言えるようにした)だけでやったものや、英和・和英双方向から言えるようにやったものもあるので、あまり回数は参考にならないかもしれません。
英和・和英双方向で覚えた場合、単語集なら20周、熟語集・構文集なら7~8周程度でだいたい頭に入る感じです。(具体的には英語の学び方の単語の覚え方参照)


文法
私が英語を学び初めた頃に読んだものは、中学生向けの一日で読めてしまうような薄い本でしたが、今は手元にないのでどういうものだったかはっきりしません。学生時代に英語が苦手で興味もなく、全くゼロから始める人は中学生用の薄いものから始めることをおすすめします。私の場合、ずっとあとになって「キク英文法」で文法を学びなおすまでは中学生向けの文法書以外通読したことはありません。


手元において調べる文法書として
文法書は何冊か持っていますが、使っているのは以下の二冊だけ。どちらも通読したことはなく、調べる時に使っています。
文法に関しては、たいていの事が辞書(ジーニアス英和大辞典:電子辞書搭載のもの)の「語法」のところで用が足りるので、辞書で調べることが一番多く、それでも不明な時は以下の二冊で調べ、それでもわからない時はネットで調べます。


ロイヤル英文法―徹底例解☆☆☆

これが一番詳しくて分かりやすい。


表現のための実践ロイヤル英文法☆☆☆

文字通り表現するためのもの。


以下の二冊は、英検一級に合格して何年もたってから再度学びなおした時に読んだもの。


キク英文法 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)☆

これはAtsuさんのYouTubeで知った本ですが、あらためて文法をやりなしました。

分厚い文法の本と違って読みやすい。網羅的な文法書を通読するならこのくらいで十分。自分に必要なところをマーキングして15周読んだ。


英語語法Make it!―図解でわかる語法アイテム付☆☆☆
語法はこの一冊で。全文を15周以上音読。良書だと思います。


網羅的な文法書ではなく読み物としておすすめなもの


日本人がかならず間違える英語 (中経の文庫)☆☆
ジェームズ・M・バーダマン著。日本人がする典型的な間違いを教えてくれる。読みやすくサラっと読めるがためになること多し。何周か読んだ。


3つの基本ルール+αで英語の冠詞はここまで簡単になる~ネイティブ精選192問 どんどん解いて身に付ける☆☆
ジェームズ・M・バーダマン著。冠詞の使い方に関してはこの本が一番わかりやすかった。10周以上読んだ。

日本人の英語 (岩波新書)☆
マーク・ピーターセン著。ロングセラーの名著。少しアカデミックで読みいにくいが内容は深い。マーク・ピーターセンさんは類似書を何冊か出しているが、内容的には重複する部分が多いので、書店で手に取って読みやすそうなものを一冊買うのがおすすめ。


実は知らない英文法の真相75☆☆☆
内容はこちらで


関係詞の底力―英語を使いこなすためのマストアイテム (「底力」シリーズ 3)☆
内容はこちらで

単語・熟語学習


出る順で最短合格! 英検3級単熟語EX☆☆☆

初心者が単語を順番に覚えていくには、このジャパンタイムズ社の「出る順シリーズ」の3級から始めて、順番に級を上げていく方法がいいと思います。次に掲載した旺文社の「出る順パス単シリーズ」もほぼ同じ内容です。どちらでも良いと思うのですが、レイアウトの好き好きがあるので書店で手にとって決めることをおすすめします。

私の場合は、はるか昔に単語をせっせと覚えた時期は旺文社の「出る順パス単シリーズ」を3級から順に1級までやりました。ずっとあとになって再度やった時はジャパンタイムズ社の「出る順シリーズ」を3級から1級までやった。


英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)☆☆
一級に限って言えば、語彙的にはジャパンタイムズ社の「出る順」と同じ単語を載せている割合が八割ぐらいの印象ですが、違う意味がつけてあるものも多くあり、おそらく七割程度が同じような気がします。試験の出題問題から収集したコーパスの収集時期のずれがそうさせているだけだと思いますので、どちらがいいとは一概に言えません。50周以上やった。


究極の英単語 SVL Vol.4 超上級の3000語 (究極シリーズ)☆

アルクの「究極の英単語シリーズ」もおすすめ。こちらは熟語は載せておらず、単語のみ3000語ずつ4冊(vol. 1~4)になっている。半分の単語には例文がついてないが熟語にして掲載されている。

私の場合は、vol.3と4をそれぞれ20周以上やった。出る順シリーズと違って、載せている日本語の訳語が多いので、全部の訳語を覚えようとすると大変。他の単語集の補完のためにやるとよい。


DUO 3.0☆

大学受験、もしくは英検準一級レベルを目指す人におすすめ。英検3級や2級の単語集から始めるのは面倒だと思う人はこれから始めるとよい。例文の確かさには定評がある。

レベル的には初中級者向け。私の場合はおさらい程度に数周。


Power Idioms〈2〉☆☆☆

これは熟語のみのシリーズで、1~10まで600語ずつ10冊になっているが、残念ながら絶版です。熟語のみを広く扱った語彙集は少ないので貴重な存在。全巻10周ぐらいずつ音読。


イラスト&ストーリーで忘れない TOEIC(R) テストボキャブラリー プラチナ5000(CD-ROM MP3付き)☆☆☆

これからTOEICを受けようとする人向け。語彙は中級者向け。上級者は掲載のプラチナフレーズを音読に使うとよい。全部を数周音読。


英単語ピーナツ金メダル改訂新版☆

このシリーズは、BASIC・銅・銀・金の4冊。単語をフレーズで覚えようとするもので、コロケーションを覚えるのに最適。全巻を数周音読。


これを英語で言えますか?―学校で教えてくれない身近な英単語 (講談社パワー・イングリッシュ)☆

身の回りの日常的な単語を辞書がわりに調べるにはいい。レベルは低くない。20周以上やったがあまり覚えていない。


毎日の英単語 日常頻出語の90%をマスターする

初心者向け。一部のフレーズで基本単語を無理やり入れた感じで、他にもっと一般的に使われているフレーズがあるので、このフレーズを丸暗記するのはどうかと思う。20周以上やって全文章を暗記したが、ほとんど忘れている。


例文集
例文集はできればネイティブスピーカーが書いているものか、英文校閲が信頼できる出版社のものがいいが、学んでいく過程で不自然な表現や使わない表現もわかってくるので、あまり神経質にならずにレイアウトや読みやすさで選ぶとよいと思います。


出る順で最短合格! 英検3級単熟語EX☆☆☆

単語のところでも掲載しましたが、初心者が例文の音読するならこれがおすすめ。例文を暗記するのではなく、何度も音読することをおすすめします。3級から始めて1級まで順番にやることをおすすめします。3級から1級まで数周ずつ。


英検3級 でる順パス単 (旺文社英検書)☆☆

こちらもおすすめ。

旺文社の「出る順パス単シリーズ」かジャパンタイムズ社の「でる順シリーズ」のどちらかを3級から1級まで徹底的に音読すれば、英検1級レベルまでに必要な単語、熟語、構文、語法はほぼマスターできます。極端なことを言えば、発音と初歩的な文法を身に着けたら他のことには手を出さずにこれだけを徹底的に音読すれば、英検1級まで到達できると思います。


入試英語最重要構文540CD付☆☆☆

受験用の例文集はたくさんあるが、文法構文に関してはこれがベスト。網羅性が高く、文が短い。日本文を読んで英文を言えるように全文暗記したが、今はほとんど覚えていない。


新・基本英文700選 (駿台受験シリーズ)☆

例文がやや長い傾向にあり、難易度が高い。私は改定前の版を全文暗記しようとしたが途中で挫折した。挫折の原因は、覚えにくくて悩んでいる時にこの本をネイティブ(米)に見せたところ、「こんな英語を喫茶店で話したら、きっとみんな驚いて振り向くわよ」と言われたため。でも、受験用にはいいと思うんだけど。


表現のための実践ロイヤル英文法(例文暗記CD付き)☆☆☆

別冊付録の300例文も覚えておきたい。これは複雑な構文は少なく、文法事項中心。日本文を読んで英文を言えるように全文暗記したが、今はあまり覚えていない。


DUO 3.0☆
単語のところでも掲載しましたが、例文集として使うのもいいと思います。私にはちょっと例文が長いので単語のおさらいとして数周しかやらなかったけど、記憶力の良い人なら例文ごと暗記してしまえば基本単語も身について一石二鳥。


CD付 起きてから寝るまで英語表現700 完全改訂版 (起きてから寝るまでシリーズ)☆

日常、身の周りの使いそうな表現が多いが、文章が長い傾向にあるので使いそうな表現だけ拾うといい。使えそうで簡単なものを選んで20周ほどやったが、ほとんど記憶に残っていない。ちょっと文章が長すぎるし、使いそうな表現とはいえない。


会話できる英文法大特訓 CD付☆

初心者向け。中学レベルの文法のおさらいによい。20周ほど音読。


中学英語で言いたいことが24時間話せるパート1☆☆

パート1・2の2冊。入門者向け。文法があまり得意ではないという人はこの本を使うとよい。パターンプラクティス(言い換え練習)のテキストとしても優れている。15周程度音読。


必ずものになる 話すための英文法 Step1[入門編I] (CD1枚付)1~7☆
シリーズは全7冊。一部の表現がマニアックなアメリカ英語に偏っている傾向があるが、話すために特化した文法はわかりやすくておすすめ。パターンプラクティスの練習に最適。全巻一冊ずつ一通り読んで意味のわからない語をマーキングして、そこだけ数周
程度音読。


CD3枚付 よく使う順 英語表現618

CD3枚付 よく使う順 英会話フレーズ745☆☆
CD2枚付 よく使う順 英語イディオム577☆☆
バーダマンさんの上記三冊はネイティブのよく使う表現満載。この三冊掲載の表現ぐらいはぜひ覚えておきたい。音読するには支障ないが、英語見出しのすぐ下に和訳があるので瞬間英作文に使いたい人には向かない。全文を数周音読。


毎日の英文法 頭の中に「英語のパターン」をつくる☆

これもバーダマンさん。初心者向け。全文を20周以上音読。全部暗記したが、覚えていない。


英会話・ぜったい・音読 【標準編】—頭の中に英語回路を作る本☆
英会話・ぜったい・音読 【挑戦編】—英語の上級回路を作る本☆

國弘正雄さん監修。数社の学校教科書から抜粋編集したもの。例文集ではなく、リーダー(文章)になっている。瞬間英作文派には使えないが、音読派には使える。初心者向け。全文2周ずつ音読。


英語フレース゛ これが言いたかったこれが言えなかった大辞典 決定版 (別冊宝島 1522 スタディー)☆☆

初心者向けの旅行用例文集として。難易度は低い。一通り読んで使いそうな語をマーキングして、そこだけ10周音読。


日常英会話表現4000―The simplest is the best☆☆☆
この本は非常にやさしい表現ばかりで、英検三級程度の実力の人なら、意味のわからない単語はほとんど出てこず、しかもすべての文が5語以内で頻度の高い会話表現ばかり。非常によかった。全体を数周音読。


小池直己の英会話!30分で耳から覚える とっさのひとこと737表現 (別冊宝島 1498 スタディー)☆☆

なかなか自分で使えるようにはならない表現が多いが、言われた時に困らないように知っておくと便利。難易度は高く、覚えにくい。一通り読んで意味のわからない語をマーキングして、そこだけ20周以上音読。


最低限の単語力でもてっとりばやく英語が話せる――日本人1万人を教えてわかったすぐに話せる50の方法☆☆☆
例文集でたくさん表現を覚えても、いざ使おうとすると思い出せなかったり迷ったりするもの。そんな時定番のフレーズを決めておくとすぐに言葉に出せる。そういう視点から書かれているのがこの本。7周音読。


私は勉強してきた期間が長いので、ここにあげた例文集だけでなく、他にも何冊も教材として使用してきました。でも、そんなにあれこれ手を出すのは無駄ですし、必要ありません。厳選されたものを何度も繰り返し覚えてしまうほどやった方が効率的です。ここに掲載したものの中では三ツ星のついているものが特におすすめです。


例文をどこまで言えるようにするのか
例文集の表現をどこまで言えるようにするのか、別の言い方をすると、例文集の例文にある表現を何も見ないで自発的に言えるようにする必要があるのか、それとも、意味がわかればそれでいいのかという問題があります。


例文集の例文を何度も音読すれば、使いやすいもの、記憶に残りやすいものは何も見ないで言えるようになりますが、全部がそうなるかというと、そうではありません。
例文集にある表現全部を何も見ないで言えるようにするなんてできっこありません。でも、何も見ないで言えなかったら会話で使えない。


私は、例文集にある表現は基本的には意味がわかればいいと考えています。会話で使う表現は簡単で使いやすいものだけでも十分に意思を伝えられます。


日本語でもそうですが、聞いてわかる日本語と会話で言える日本語には大きな開きがあります。例えば関西弁。関西弁を聞けば何を言っているのかわかるが、自分では話せない。


例文集の例文を片っ端から暗記して言えるようにするなんてのは時間の無駄です。自分で使う表現というのは何度も何度も会話や本の中で出会っていくうちに、理解できる表現から使える(口に出して言える)表現に成熟していくというのが自然な学び方です。


もちろん、例文を音読して使えるようにする努力は必要ですが、全部の表現を使えるようにするのは困難。
それじゃあ会話はどうするかというと、会話は会話練習していく中で自分の使いやすい表現を調べて覚えていく。そのための練習が当ブログの趣旨です。


例文暗唱について


私はもの覚えが悪いので例文を覚えるのにものすごく時間がかかるため、例文暗唱(日本文を見て英文を言えるようにする練習)には、かなり多くの時間を費やしてきました。でも振り返ってみると、あまり役に立っていません。なぜかというと覚えた例文の大半を今覚えておらず、ほとんど忘れてしまっているからです。


多くの先人たちが例文の暗唱をすすめる理由は、例文を覚えて、それを作り変えて話せということだと思います。それで私もたくさんの例文を丸暗記しようと思ってやったのですが、覚えるのにものすごく時間がかかるうえに、覚えてもすぐに忘れてしまいます。


何が悪かったかというと、例文を丸暗記しようとしたことと、日本文をトリガー(trigger:引き金)にして英文を言えるようにしようとしたということ。


英作文に必要な骨格となる構文やパーツは覚える必要がありますが、お手本の例文を丸暗記する必要はなく、必要な部分だけ覚えればよいと思います。
考えてみればわかることですが、例文集の例文をそのまま使う場面は、ごく一部の決まり文句以外はないと思います。


最初に日本文を見て英文を言えるようにするやり方もよくないと思います。日本語と英語は構造が全く違うので、もし日本文を見て英文を言おうとすると、いくつものパターンの英文が考えられ、その中の一つだけを思い出すためには英文を丸暗記したうえで条件反射のようにその答えが言えるまで繰り返し練習するという、英語の言い回しを覚えるという本来の目的と違う部分に負荷がかかってしまって時間がかかる。


日本文を見て丸暗記した英文を言えるようにする方法は、ただ単に条件反射を鍛えているだけで、英語を自発的に話すこととはほとんど関係ありません。
決まり文句を別にすれば、丸暗記した例文をそのまま使う状況なんてないし、覚えた例文を思い出して作り変えて話そうとしても、思い出している間に相手はどこかへ行ってしまいます。


さらに、最初に日本文を見て英文を覚えるやり方では、本来英文を初見で読んだ時に(ああ、こうやって言うんだ)という理解の場が失われて、とにかく丸暗記すればいいという発想になって、使い方そのものに対する理解が生まれない。その結果、使えるようにならない。


英語を覚える時は、英語を読んで(聞いて)、そのまま英語を覚えることが基本だと思います。その癖を身につけないと、いつまでたってもジャパニーズイングリッシュから抜け出せない。日本語と英語は全く別の言語で、構造も発想も違うことを理解することが大切です。


日本文をトリガーにするのではなく、英文を読んで必要な部分を(構文、語法、単熟語などのパーツ)覚えるようにする。(具体的には英語の学び方の単語の覚え方以降参照)


ただし、日本文からテストしないので、ちゃんと言えるかどうかわからない。それを防ぐためには、パーツを何度も音読して、何も見なくても自発的に英語が口に出せるという感覚が出てくるまで音読すること。


短いパーツで覚えておけば応用範囲が広いものを、例文を丸暗記して覚えているがために、肝心な時に例文が思い出せずに使えないということがよく起こります。例文集の丸暗記は初歩的な段階で信頼できるものを2~3冊やったら卒業することをお勧めします。


それでも、すべての表現が使える(声に出して言える)ようになるわけではない。


すべての表現を使える(声に出して言える)ようにすることは現実的ではありません。覚えようと音読して、その結果残っていくものだけを使っていく。


また、英語表現をたくさん覚えても、それだけでは話せるようになりません。話せるようになるためには話す練習が必要です。
それがこのサイト。自分で一人で話す練習をして、これはどう言ったらいいのかという表現を辞書やgoogleで調べてノートに書いて覚えていく。
この方法だと、覚えやすく、使いやすい、相手に伝わりやすい、自分でおそらく使うであろう表現を増やしていける。


一昔前は、自分で英作文をするとジャパニーズイングリッシュになって使えないと言われていましたが、今では辞書も進歩しているし、googleで用例の検索をすれば実際に使われている表現なのか確かめることができます。
検索に慣れてくれば、どういう言い回しがもっとも適切なのかもわかるようになる。


自分で英文を作っても、それが正しいのかどうかわからないという時代もありましたが、今ではネットや電子辞書で検索すればコロケーション、文法、用例などを瞬時に確認できる時代です。自分でどんどん英作文した方が上達が速いのではないでしょうか。


例文集にありがちな、絶対一生使わないであろう例文や、文法集で見かける頭がこんがらがりそうな比較の構文なんてのは無理して丸暗記する必要はないと思います。
用例を検索するすべがなかった時代は例文集を暗記して使うしか方法がなかったわけですが、もう例文集を丸暗記する時代は終わったのではないでしょうか。


私が英語学習法で参考にさせてもらった本の一冊に、國弘正雄さんの「英語の話し方」という本があります。
その本の中で、國弘さんは旧制中学校の英語の教科書を500回から1000回音読したと書いてみえます。


多くの人がこれを引き合いにだして、英文を丸暗記するのが王道だと言って例文の暗唱に励んでいるわけですが、國弘さんは「音読した」と言っているのであって、暗唱したとは言ってみえない。
國弘さんが暗唱した教科書はリーダーであって、例文集ではない。つまり、まとまった文章であって、短いセンテンスではない。
また、國弘さんが監修した音読教材「英会話・ぜったい・音読」には和訳が載っておらず、瞬間英作文のように、日本文から英文を言う練習をするような構成になっていない。


國弘さんの音読は英語の基本構造や語順、基本語の使い方などを体に浸み込ませるためのものであって、文章を丸暗記して使おうというものではないと思います。
國弘さんは「國弘流英語の話しかた」の中で、國弘さん自身は英語を話すためのドリルも和文英訳の練習もしたことがないと書いて見えます。


そのかわり、たくさん英語の本を読んで用例を集め、その一方でなるべく英語を話す環境に身を置いたと書いてみえます。つまり、本で表現を覚え、たくさん英語を話して身につけていったということです。
例文集を読んで表現を覚え、一人英会話練習で話す練習をすれば同じ成果が得られるのではないでしょうか。


ついでに、私が座右の銘にしている國弘さんの言葉を載せておきます。


「どんどん読んで、どんどん忘れ、自然に残ったものだけが我が実力」
                                                                    國弘正雄・英語の話し方p221


私は何冊かの例文集は、日本語を見て英文を言えるようにという方法でやりましたが、暗唱した例文を覚えている状態を保持することができませんでした。途中から、このやり方ではダメだと気づいてからは最初に日本文を見て英文を暗記するという方法はやめて、英文のパーツと使い方を覚えるという方法に切り替えました。
しかも、全部を覚えられなくても、どんどんやって、どんどん忘れ、残ったものだけが我が実力という思いでやっています。


具体的なやり方は、英語の学び方単語の覚え方のところで書いたのでそちらを読んでください。


多くの人が例文暗唱や瞬間英作文で例文の暗記に多くの時間を費やして、肝心の実際に英語を話すという練習をしないがために、いつまでたってももう一段階上の英語が話せるようにならない気がします。


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