いいニュースがあるんだ。
I've got some good news for you.
Do you want the good news or the bad news first.(いいニュースと悪いニュースとどっちを先に聞きたい?)
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それは和製英語ですよ!
ハンドル。英語では steering wheel。ウインカーは turn signal。サイドブレーキは hand brake。フロントガラスは windshield。バックミラーは rearview mirror。
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先日、某雑誌社の編集の人からメールをもらった。その雑誌は書店に置いてあるような有名な雑誌。
内容は、今度その雑誌の特集で、世界を旅したバックパッカーが見た「摩訶不思議な絶景」の特集をしたいので、取材をさせてくれないか、というものだった。たぶん、私のブログを見てメールをくださったのだと思う。
取材していただくのはかまわないが、ご期待に添うことはできないのではないかと返事を出した。というのも、今回の特集では、ガイドブックに載ってないような、まだあまり人が見たことのないような「摩訶不思議な絶景」を載せたいのだという。
思い返してみても、私が行った場所はガイドブックに載っているような定番の場所ばかりで、ガイドブックに載ってないような「摩訶不思議な絶景」なんてのは心当たりがない。
ましてや、私の写真はコンデジかiPadminiで撮ったもので、ブログに載せたら処分しているので、データとして保存していない。ブログを転載してもらうのは全然かまわないが、ご期待に添えるような写真があるとは思えない。
ガイドブックにも載ってないような「摩訶不思議な絶景」かあ~。
私の記憶の中にある絶景は、ガイドブックに載っているような場所ではなく、どこにでもある普通の景色の中にある。
グラナダの駅から見た雪山、デカン高原から見たインドの大地、ナイル川に沈む夕日など。
それらがなぜ鮮明な記憶として残っているかと言うと、それを見ている私の心の状態が問題で、外にある景色は、その感情を誘発する触媒にすぎない。
ガイドブックや人の話を聞いて、期待してそこへ行っても、感動することはまずない。そうではなくて、何気ない風景の中にこそ、絶景や感動がある。そしてそれはあらかじめ計算できない。だからこそおもしろい。