ノリちゃんの一人英会話教室

一人で英会話を練習するサイトです。英検などの面接試験の練習にもどうぞ。

英会話をする時に必要な能力

英会話をする時に必要な能力で一番重要なのはもちろん英語力です。
でも、英語力さえあれば会話が弾むかというと、そうとも言えません。


外国の人と話をして思うのは、英語力以上に「話す内容」が大切だということです。
話したい事がないと、いくら英語力があっても会話にならない。


例えば旅先で外国の人が、「福島の地震は大変でしたね」と英語で言ってきたら、あなたは何と答えますか。(実際私はイランでこう話しかけられました)
「ええ、大変でした」で終わりでは会話になりません。


それはいつ起きて、どれだけの被害があったのか。
福島はどこにあって、どれだけの人が住んでいるのか。
原発はどうなっているのか。
なぜ日本は原発を推進しているのか。
復興は進んでいるのか。


そういった周辺知識がないと会話になりません。
堅い話題ではなくて、映画にしてもファッションにしても、周辺知識が乏しければ会話ははずみません。


外国人に何か話しかけてお喋りしようと思っても、こちらに周辺知識がなければ、何を話していいかさえわからない。極端なことを言えば、英語力はそこそこでも、周辺知識が豊富で、話したい事や聞きたい事がいっぱいある人は会話も弾む。


海外旅行中、外国人との会話の中で日本のアニメ(ワンピース、ナルト)や映画のことが話題になるたびに、その周辺知識がほとんどない私は会話が弾みませんでした。


英会話を学ぶということは単に言葉を学ぶことではなく、会話の周辺にある知識を増やすこと、いろんな物事に対して、自分なりの意見を持ち、それを表現できるようにすることが大切。


私のブログで会話練習しようとしてもうまくいかない人のなかには、話題が自分に合わないと思っている人もいると思いますが、話題が合わないという前に、自分に周辺知識が十分あるのかどうか検討してみてください。
対策としては、話始める前にネットで周辺知識を仕入れて話す内容を組み立ててから話すことが有効です。

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