ノリちゃんの一人英会話教室

一人で英会話を練習するサイトです。英検などの面接試験の練習にもどうぞ。

あなたはどうですか?

How about you?


「私はオーストラリアに行ったことがあります。あなたはどうですか?」ってな時に使います。


***
グレートオーシャンロードツアー

朝7時に集合場所で待っていたら、お迎えのバスがやってきた。運転手がリストを見せて、「あなたの名前はどれ?」と聞くので名前をみつけてバスに乗って座っていたら、昨日の関西弁のおばちゃん4人組みガヤガヤと喋りながら登場。


運転手がリストをリーダー格のおばちゃんに見せ、「あなたの名前はどれ?」と英語で聞いた。するとおばちゃんは「ノー、ノー、オールドアイ」と言って手を振った。


オールドアイ?何を言ってんだろうと思っていたら女王様が笑って、「きっと老眼だから字が読めないと言っているのよ」。二人でクスクス。


おばちゃん英語恐るべし。それで通じているらしく、運転手はおばちゃんの名前を聞き、自分でリストを調べて、おばちゃんたちをバスの乗せた。


おばちゃんたちは昨日パッフィンビリーツアーのあと、ペンギンツアーに出かけ、夜12時ごろ帰ってきて、今日もまたツアー。明日は朝一でシドニーに移動。シドニーを一日観光してから夕方の飛行機で日本に帰るというタフネスぶり。


旅慣れているらしく、4人でペルーに行った話をしていた。関西弁のおばちゃんが4人集まれば怖いものなし。オーストラリアなんてチョロイもの。


今日のツアーはたっぷり一日かかって、帰りは夜の8時ごろになる予定。

海岸沿いを走って、途中何か所かで写真休憩。午前中は曇っていて海岸もそれほどきれいではなかった。

運転手が突然ブレーキを踏んで停車。右手にカンガルー出現とアナウンス。草原で二匹のカンガルーがピョンピョン跳ねて草むらに消えた。
遠すぎてこの写真では確認できないが、オーストラリアに来て初めて野生のカンガルーを見た。
しばらく走って、今度はコアラが木にいますのアナウンス。この時は止まる場所がなかったので低速走行で通過したが、木の上に野生のコアラがしがみついていた。その後も運転手が何回かコアラがいるとアナウンス。窓際に座った女王様は三回見たそうだが、私は一回だけ。でも、何か宿題を済ませた気分。

途中の海岸でティータイム休憩。今日のツアーは参加者45人で、日本人は推定6人だけだったので、おばちゃんたちは菓子鷲掴みの荒業は炸裂させなかった。このココナッツの菓子はものすごくおいしい。日本でも売っていそうな気がする。

木の上にギバタン(オウム)。これはケアンズでも見たので、オーストラリア全土にいるみたい。

途中の町でランチ休憩。手頃な食堂に入って、ろくでもないものを食べた。

食後にカフェを探してカプチーノ。中国からの観光客が圧倒的に多いが、韓国の人も多い。
バスは海岸沿いの道をずっと走って、このツアーの目玉とも言える十二使徒というポイントへ。今日は朝から曇りで、残念だな~と思っていたら、十二使徒に着く頃には快晴に。

すばらしい景色です。このためにお金を払ったようなもの。女王様もご満悦。
海岸に点在する岩が十二使徒ですが、実際は八個しかないそうです。

この景色がパンフレットやサイトに出てくる。これがずっと見たかったが、前回は見ずに終わったので、うれしいです。

すばらしい。この美しい海岸にはたくさんのペンギンが住んでいるそう。

一番右の雲のところにヘリコプターが飛んでいるのがわかりますか?

このヘリコプターは空から十二使徒を遊覧して見るというもので、15分で145ドルもするのに、乗り場で行列ができているほど。おろかな人々が次々と命がけで観光している。

少し走って、昔船が難破したというポイントで。透明な海で泳いでいる人もいた。

それぞれの休憩ポイントには遊歩道が整備されているので、運転手からバスに戻る時間を告げられて、自由行動。
おばちゃんたちは集合時間は聞き取れるので問題ありません。聞き取れない場合は運転手に詰め寄って聞くという荒業を炸裂させ、運転手は大きな時計版を使って集合時間を示す。

海岸を波が侵食してできた景色ですが、何万年か経つと、遊歩道まで侵食されて崩れるんやろうね。

最終休憩ポイントのビーチ。泳いでいる人、日光浴をしている人。オーストラリアは夏真っ盛り。

帰りは内陸を三時間休憩なしで走ってメルボルンへ。牛、羊、馬ばかりの景色が続き、夜8時にメルボルン帰着。
女王様との楽しいオーストラリア旅行も明日で終了。女王様は明日シドニーに移動して一泊、明後日に日本に向けて出発です。


ジェットスター(LCC)の預け荷物の重量制限は15キロ。シドニーからケアンズへ移動する時、女王様の荷物が15キロを少し超えていたので、女王様の荷物の一部を私の荷物に詰め替えて、制限重量内で預けて移動した。


帰りのメルボルン・シドニー間のジェットスターは一人で乗るので追加料金を払うくらいならと、女王様はズボンやらタオルやら、持ってきた荷物の一部を捨てて、重量を減らしたのでたぶん大丈夫。


女王様いわく、JALの国際線は制限が20キロなので、LCCのことは眼中になかったという。ワシが「15キロを超えるような荷物を持って旅をしてはいかん」と女王様に言ったが、全豪オープンのゲートで一緒に開場を待っていた時、くだんの関西弁のおばちゃんが、「私、シンガポールエアで来たけど、荷物の重量を30キロに抑えなきゃいけないから大変やったわ~」とおばちゃん同士で会話していた。


30キロの荷物って、一体何を持って旅しとるの~?おばちゃんたち元気すぎるやないの~。

×

非ログインユーザーとして返信する